北はりま田園空間博物館とは

「博物館」と名乗ってはいますが「建物」はありません。
ということは、展示物が野ざらし…では?野ざらし…意味合いは近いかもしれません。

開館して23年。
北はりま(兵庫県西脇市と多可町)を屋根のない博物館に見立てて、有形・無形の地域資源を「展示物」として案内し続けています。

「展示物」には、歴史文化や伝統産業、ショップ、活動グループなどがあり、山や川なども「展示物」になっています。

山や川は分かりやすく野ざらしですね。活動グループなんかは定位置に収まってはいません。

本来、博物館の展示物は極力状態を保つようにするのが当然ですが、うちの博物館は逆です。
変化がおもしろい博物館。
生き生きとしている展示物はもっと応援し、物静かな展示物は隠れた魅力を発掘し案内します。

この「特別展」を通して、北はりま田園空間博物館に興味を持って頂けたらうれしいです。

※「展示物」は登録制となっており「登録サテライト」という言い方をしています。北はりま田園空間博物館は「登録サテライト」を中心に北はりま周辺のあらゆるものを案内します。